第49回癌治療学会学術集会を終えて-③ [癌・肺がん]
11月2日(水)
癌治療学会学術集会3日目(最終日)のまとめです。
土曜日といえども、セッションは8時半から始まります。
この日は緩和についてのセッションを聴くつもりだったのですが、
なんと行った時にはもう部屋から人が溢れていてとても入る事は出来ず・・・
急いで別の会場へ~~
それは、特別企画(ネットセミナー)「児童・生徒に対するがん教育」と題した
名古屋の会場を拠点に東京大学や筑波大学をはじめとする全国5大学とを繋ぎ、
双方向ネットワークを利用したセミナー形式のセッションでした。
まずは文部科学省の調査官の方の現小中学生へのがん教育の現況のお話。
小学生においては、5年生の体育と6年生の保健の授業で
「病気の予防について理解出来るようにする」ことを目的とした
学習指導要領がベースにあり、『がん』という表記は肺がんのみとのこと。
自分の頃のことを思い出しても、まあそれははるか昔のことではありますが、
やはりがんに関する教育を小学校や中学で受けたという記憶はありません。
その頃よりはるかにがんに罹る日本人が増えた今・・・
おそらく児童や生徒の中にはお母さんが乳がんになったり、
おじいちゃんが肺がんで亡くなったり、さらには大事な友人が小児がんになってしまった・・・
という経験を持った子もいるわけで、不当な差別や偏見を持たないようにするためにも
児童・生徒に対するがん教育は明らかに重要です。
そこで次に登壇されたのは、
国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計研究部
でこの冊子を作成された片野田 耕太先生です。
がんってなに?・・・から始まり、発生のしくみや喫煙との関連性、
がんは生活習慣病との考えからその予防法、がん検診、がん治療、
緩和ケアにいたるまでをわかりやすい文章とイラストで書かれており、
最後にはもしも身近な人ががんになったら・・・
がんサバイバーの生の体験のお話も交え、
みんなでがんと向きあおう
で締めくくられています。
実際にこの冊子を使った授業も行われていて、
小学生はとても素直に聞いてくれるということでした。
確かにとても素晴らしいテキストになっていると思います。
最終日のランチョンセミナーのテーマは「がん対策」でした。
冒頭にはこの動画が流されました。
この民主党の 故 山本孝史参議院議員が自らのがんを告白、
法案の早期成立を訴え、党派を超え支持され
「がん対策基本法」は平成18年6月に成立されました。
(さらに「自殺対策基本法」も成立)
恥ずかしながら、この法律の名前はもちろん知ってはいましたが、
がんに罹った今日においてもまだ読んだことはありませんでした。
厚生労働省のがん対策情報のサイトには
その他にも多くのがんに関する情報が載っています。
このセミナーをきっかけに目を通す習慣を付ける意識づけをしなくちゃ!!と思いました。
午後は、とうとう最後のセッションです。
特別企画(webコンセンサスミーティング) 「患者教育プログラムを皆で決めよう」
は、
何を知るべきか、何が知りたいか・・・について
アナライザーを使って様々なアンケートに答えながら、
ところどころでは会場内からの活発な意見も交えながらのセミナーでした。
この模様はキャンサーチャンネルのUstreamを通じて配信されました。
いやぁ~~、本当に充実した内容の3日間でした。
たくさんのセッションに参加出来、あまりにも多くの事を学んだのですが
なかなか上手くまとめられないのがとてももどかしいです・・・
会議終了後には3日間一緒だったスカラ組の有志と、
名古屋のがん友さんの総勢9名で打ち上げ会です~~
改めて名刺交換したり、FBのアカウントを教えあったり、話も大いに盛り上がり・・・
みんな名古屋の最後の夜を満喫してくれたのでは・・・と思ってます。
そして・・・
また、必ず再会したいです~~
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癌治療学会学術集会3日目(最終日)のまとめです。
土曜日といえども、セッションは8時半から始まります。
この日は緩和についてのセッションを聴くつもりだったのですが、
なんと行った時にはもう部屋から人が溢れていてとても入る事は出来ず・・・
急いで別の会場へ~~
それは、特別企画(ネットセミナー)「児童・生徒に対するがん教育」と題した
名古屋の会場を拠点に東京大学や筑波大学をはじめとする全国5大学とを繋ぎ、
双方向ネットワークを利用したセミナー形式のセッションでした。
まずは文部科学省の調査官の方の現小中学生へのがん教育の現況のお話。
小学生においては、5年生の体育と6年生の保健の授業で
「病気の予防について理解出来るようにする」ことを目的とした
学習指導要領がベースにあり、『がん』という表記は肺がんのみとのこと。
自分の頃のことを思い出しても、まあそれははるか昔のことではありますが、
やはりがんに関する教育を小学校や中学で受けたという記憶はありません。
その頃よりはるかにがんに罹る日本人が増えた今・・・
おそらく児童や生徒の中にはお母さんが乳がんになったり、
おじいちゃんが肺がんで亡くなったり、さらには大事な友人が小児がんになってしまった・・・
という経験を持った子もいるわけで、不当な差別や偏見を持たないようにするためにも
児童・生徒に対するがん教育は明らかに重要です。
そこで次に登壇されたのは、
国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計研究部
でこの冊子を作成された片野田 耕太先生です。
がんってなに?・・・から始まり、発生のしくみや喫煙との関連性、
がんは生活習慣病との考えからその予防法、がん検診、がん治療、
緩和ケアにいたるまでをわかりやすい文章とイラストで書かれており、
最後にはもしも身近な人ががんになったら・・・
がんサバイバーの生の体験のお話も交え、
みんなでがんと向きあおう
で締めくくられています。
実際にこの冊子を使った授業も行われていて、
小学生はとても素直に聞いてくれるということでした。
確かにとても素晴らしいテキストになっていると思います。
最終日のランチョンセミナーのテーマは「がん対策」でした。
冒頭にはこの動画が流されました。
この民主党の 故 山本孝史参議院議員が自らのがんを告白、
法案の早期成立を訴え、党派を超え支持され
「がん対策基本法」は平成18年6月に成立されました。
(さらに「自殺対策基本法」も成立)
恥ずかしながら、この法律の名前はもちろん知ってはいましたが、
がんに罹った今日においてもまだ読んだことはありませんでした。
厚生労働省のがん対策情報のサイトには
その他にも多くのがんに関する情報が載っています。
このセミナーをきっかけに目を通す習慣を付ける意識づけをしなくちゃ!!と思いました。
午後は、とうとう最後のセッションです。
特別企画(webコンセンサスミーティング) 「患者教育プログラムを皆で決めよう」
は、
何を知るべきか、何が知りたいか・・・について
アナライザーを使って様々なアンケートに答えながら、
ところどころでは会場内からの活発な意見も交えながらのセミナーでした。
この模様はキャンサーチャンネルのUstreamを通じて配信されました。
いやぁ~~、本当に充実した内容の3日間でした。
たくさんのセッションに参加出来、あまりにも多くの事を学んだのですが
なかなか上手くまとめられないのがとてももどかしいです・・・
会議終了後には3日間一緒だったスカラ組の有志と、
名古屋のがん友さんの総勢9名で打ち上げ会です~~
改めて名刺交換したり、FBのアカウントを教えあったり、話も大いに盛り上がり・・・
みんな名古屋の最後の夜を満喫してくれたのでは・・・と思ってます。
そして・・・
また、必ず再会したいです~~
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